starting over
引継ぎ書類を書いた。次の引継ぎ書類をもらった。引越し、役所の手続きをした。
今、引越しの見積もりに来てもらった。日々忙しい。
今日は後任者と巡回した。次に来るのは、オイラより一回り年上のひとだった。
3日前より来沖し、子供の学校やら、住むところを決めていたのだという。そして、新都心に住む事になったという。
「不動産屋がですね、中部なんかより那覇、特に転勤族の集まる新都心にしなさいって言ったんですよ。カルチャーショックが、子供には大きいかもしれないので。」
「むちゃ混みますけど、慣れるにはいいかもしれませんね。」
「子供がですね、ここ、日本じゃないよね?さっきの人、外国語しゃべってたよね?とか言うんですよ。私も、大丈夫なんですかね・・・観光とはやっぱり違いますよね・・・」
と、ややこわばった表情をみせた。
もう泳げるビーチがあることや、花火大会が近いことや、テレビが4チャンネルしかないことや、セブンイレブンがないことや・・・色々現実として受け止めることができるのはまだ先のことだろう。
それは、約2年半前のオイラの姿そのものだった。
関連記事